ブラック企業の社内ニートからホワイト企業の社内ニートへジョブチェンジしたよ!
ブラック企業でも社内ニートは存在する。
なぜなら、ブラック企業だから。
前職はパワハラ・モラハラ系ブラック企業
ブラック企業の定義はいろいろあります。
前職は長時間労働なし、給与未払いなし、みなし30時間以上の残業代はちゃんと払われる、社保完備と表面的にはとてもよい会社でした。
しかし、不明確な人事査定、あがらない給与、いつのまにか「業績給」という名前に変わって出なくなったボーナス。
トップダウンが激しいの一言に尽きる会社でした。
社員は社長の奴隷でした。
朝令暮改はなんのその、半年以上かけてきたプロジェクトが白紙に戻ったり、そのせいで失注したりなど。
スキルのあるまともな人たちはどんどん逃げて行き、社長のイエスマンばかりが社内に残る。
そして、さらなる奴隷化が進む。
新人研修もまずは「奴隷化」から始まります。
奴隷として洗脳されていた私は、「退職する」「転職する」という考えにいたらず、ほぼ新卒から約8年間ずるずると勤務していました。
しかし、後半1年は社内ニートみたいなものでした。
途中心を病んでしまい、休職をしたんですが、それをきっかけに部署異動。
仕事はそれなりにあったのですが、上司や人事が過保護なほどストレスを与える仕事を排除してくれた結果、ほぼ社内ニートになりました。
「仕事」に対してのやりがいを排除された中、自分の存在理由がわからずに体調や心のバランスを崩すようになりました。
中堅がどんどん辞めていくよ!ブラック企業!
そして、ある時期。
私の少し上の先輩方がどんどん辞めていきました。
新卒から入社して程よく「奴隷化」された人々が立て続きに辞めていくのです。
この会社大丈夫?という雰囲気が社内に蔓延し、どんどん人が辞めていきます。
そこで私は気付くのです。
「なるほど!転職という道があるのね!」
自分が乗っている船が沈みかけているのかもしれない、とぼんやり思ったときにやっと奴隷の鎖が切れたような気がします。
新しい道を探そう!とても前向きな気分で転職活動をしました。
そしてホワイト企業の社内ニートへ
そして、転職!
バリバリと働くぞ!と思ったら、またしても社内ニートでした。
最初の1ヶ月は本当につらく、「試用期間」「辞める」で検索をする毎日。
履歴書に傷がつくから辞めない方がいい、という結果を知って絶望。
「あ、私このまま何も出来ずに人生終わっちゃうのかな」と思っては昼休みに一人泣く日々。
3ヶ月経っても3日に1回は辞めたくなる。
暇な時間は転職サイトを見る。
キャリアを積むのは絶望なんて鬱になる。
まずは半年がんばろう、と思ってもがんばる対象がない。
転職活動の反省
転職先についての情報収集不足でした。
社内の雰囲気や実際の仕事の状況など、詳しく聞けなかった(聞かなかった)のが敗因です。
でも、1回や2回の面接でそこまで聞ける??
「転職したい!早く内定がほしい!」っていう状況だったら面接で良い顔しちゃうじゃないですか。
もしかしたら、転職エージェントを使えば失敗しなかったのかもしれない。
もしかしたら、もっと良い仕事があったのかもしれない。
いろんな後悔を抱えています。