30代女性が転職する上で考えるべき10のこと

「今の仕事がつらいから、転職しよう」そんな30代女性はちょっと待って!

30代未婚女性が転職をする上で考えておきたいことを自戒を含めてあげてみた。

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1.将来結婚する予定はあるのか

現在お付き合いしている人はいる場合は、将来結婚するかどうかを本気で考えましょう。

結婚をするとその後も含め、転職するタイミングが難しくなります。

将来実家に帰りたいと思っている場合は、転職をしないほうがいいかもしれません。

結婚を視野にしている人は、転職をしようと思っていることをちゃんと相談しましょう。

一人であれば、全国どこへでも、海外だって転職の可能性はありますが、

二人となるとそうは行きません。

逃げずに、結婚するかどうかも含めてちゃんと話し合うことをオススメします。

甘いプロポーズにあこがれるのは20代まで。

30代は自分で主導権を握りましょう。

2.子どもはほしいか

特に30代の女性の転職では避けては通れない問題です。

40代になると妊娠しにくくなるといいますし、体力的にも金銭的にも大変です。

子どもがほしいかどうかを考える、最後のチャンスだと言っても課ドンではありません。

子どもは授かりもの、といいますが、一人では作れません。

結婚するかどうかも含めて、妊娠、出産となると、今から2年間はライフステージが大きく変わる可能性がある。

転職してすぐに結婚、妊娠、となると、産休が取れるか、育休が取れるかなど、考えるべきことが山積みになります。

精神衛生上良くない。

あと、30代の出産はキャリアを重ねたい時期と出産育児をしたい時期がまるかぶりになるんです。

たとえば、30歳で転職をして、32歳で妊娠をした場合、育休明けは34歳。

そこからキャリアを重ねていけるかどうかを冷静に考えます。

子どもがほしいけど、転職してキャリアを積んでから、という考え方もあります。

たとえば40歳で妊娠をした場合、子どもが成人するのは60歳。

大学に行かせると考えると、大学卒業は64歳。

そこまで働けるかどうか、体力的な問題もあります。

そして、無事卒業させた場合、今度は自分の老後の問題がやってきます。

本来であれば40代~50代は老後資金をためる期間。

それが教育資金を稼ぐことに費やされてしまうので、もしかすると老後資金をためられないかもしれません。

子どもがほしければ、30代のうちに考え抜いて、悔いない決断をおすすめします。

3.出産後も働くかどうか

多くの人が出産後も働きたいと思っているでしょう。

では、もう少し細かく考えて見ます。

出産後いつから働くか。

育休をとった1年後から働くのか、子どもが3歳になってから働くのか。

その間の収入はどうすればいいのか。

お金と時間と環境について、考えましょう。

4.子育てする場所をどうするか

子育てをする場所も大切です。

今賃貸ですごしている場合は、子育てをするのに十分な広さでしょうか。

マンション?戸建て?実家?

子どもを育てる場所はいろんな候補があると思います。

まだ、地域によって保育園に入りやすい、保障が手厚いなどがあります。

どこで育てたいかまで考えておくと、今後どれくらい貯金をしなければいけないのかなど、

お金の面も含めてクリアになっていきます。

5.産休・育休の実績があるのか

6.育休後に復職しやすいか

ここからは、実際に転職するのに適している会社かどうかを考えて生きます。

産休・育休の実績があるのかどうか、育休後に復職した実績があるのかどうかはとても大切な視点です。

今まで実績がなくても、自分が先駆者になるという方法もありますが、かなり大変なようです。

というのも、社内にそう言った前例がないと、出産前のつわりや体調の変化に理解を得られない、

育休後復帰した際に仕事がない、育児中保育園にお迎えに行かなければ行けないのに周りの目が冷たい、など。

いろんな弊害があるそうです。

また、会社によって異なるようですが、産休・育休は1年以上の在籍が必要という会社もあるそうです。

転職してすぐ妊娠、すぐ産休、なんてことになると心象が悪く育休後に復職しづらいかもしれません。

7.育休後の勤務形態・給与はどのようになっているか

時短勤務やリモートワークなどができるかどうか

ただ、場合によってはその分給与が何割か下がったりする可能性もあるそう。

これは育休復帰後の働き方、というより社内全体としてそういう働き方ができる会社が理想だと思います。

ママさん社員だけ特別、だと他の社員はよく思いません。

特に、未婚の女性や、子どもを持たない(不妊含めて)女性にとっては、つらい職場になるでしょう。

日本の社会を挙げて、もっと自由な勤務形態が容認されればいいのに。

8.キャリアを積むか生活を優先するか

キャリアを積むか生活できればいいか、給与面はどうでしょうか。

長く勤務をしたいのであれば、正社員が良いかもしれない。

でも、時間とお金の自由を取るのであれば、契約社員でもいいかもしれない。

正社員と契約社員のデメリットについてはまた今度調べてみることにして。

または、自営業という選択肢もあるかもしれない。

そのためにお金を稼ぎたい、ということであれば、

時給の高い契約社員で働く、という選択肢もある。

9.スキルや経験を持っているか

転職をする上で大切なのが、自分は今までどのようなスキルを身につけて、

どのような経験をしてきたか。

残念ながら、私は前職で何でもやらされたわりに特化したスキルを身につけることが出来なかった。

おまけにほとんど年収があがらない会社だったため、転職先でも安く買い叩かれてしまった感が否めない。

もし、今の会社でスキルや経験を身につけることが出来たのであれば、

それを数値化、言語化できるようにする。

その上で、自分の今後のキャリアを考えて、転職をするかどうかを考えよう。

10.将来何がしたいか

自分の考え方の軸として、「将来何がしたいか」を考えましょう。

さすがに「宇宙飛行士」は無理かもしれない。

でも、ある程度現実を知ったからこそ、将来どうありたいかを考えられるようになっている。

年収をあげたいのか、管理職としてキャリアを積みたいのか、

独立したいのか、田舎でスローライフをしたいのか。

マンションがほしいのか、持ち家がほしいのか、

犬がほしい、子どもがほしい、

どこで暮らしたい、海外旅行には年に一回行きたい、

そういう、地に足がついた欲望をたくさん考えます。

その上で、逆算していきましょう。

マンションがほしいのであれば、頭金として○○円ためる、

その上で資産価値が下がらないマンションの選び方を勉強する、

などなど。

その上で、年収をあげなければいけない、となったら、年収をいくらあげれば良いのかを考える。

年収をあげるには転職をするのか、社内で経験をつむのかを判断する。

30代女性の転職は難しい

30代女性の転職は難しい、といいます。

確かに、転職先の選び方や考え方にシビアにならなければいけないという難しさがあります。

この時期に転職を考えるということは、人生を考えることといっても過言ではありません。

仕事にも人生にも納得した上で、良い転職を目指しましょう。